【書く習慣】を手にして自己肯定感アップ!いしかわゆきワールドに浸れるおすすめの本3選【聞く習慣】と【ポンコツなわたしで、生きていく。】

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今回はフリーランスのライターとして「文章を書く」仕事で活躍されている、いしかわゆきさんの本3冊をまとめてご紹介します。

みき/記事執筆者

いしかわゆきさんはご自身の著作やSNSを通して、自分らしく自由に生きることの大切さを伝えています。
その率直でストレートな言葉とユーモアのあるスタイルがとても魅力で、私もハマってしまいました。

これらの本はこんな人におすすめ

  • SNSやブログ、noteなど、書きたいことがあるのに何を書いていいかわからない
  • コミュニケーションが苦手で、人と関わるのが難しいと感じている
  • 自己肯定感が低く、普通に生きることにプレッシャーを感じている

書きたい気持ちがあるのに何を書いたらいいのかわからないという人は【書く習慣】を。人と関わることがちょっと苦手で、でもそんな自分を変えたいと思っている人に【聞く習慣】を。

そして最後に、生きていくことがちょっと楽になるいしかわゆきさん流の生きるヒントについてまとめられている【ポンコツなわたしで、生きていく。】以上の3冊です。

これらはそれぞれ別の完結した本ですが、すべて読むことで著者のいしかわゆきさんが”書くこと””聞くこと”で人生を楽にしてきたコツを知ることができます。文章がとても簡潔でわかりやすく、ストレートに心にささります。3冊まとめて読むとどっぷりといしかわゆきさんの世界に浸れること間違いなしです。

Contents

まずははじめの1冊【書く習慣】

きっかけはジャケ買い

この本を読もうと思ったきっかけはいわゆる「ジャケ買い」です。

SNSで流れてきたこの本のカバーイラストを見て、これは絶対読むべきだなとピンと来ました。芦野公平さんというイラストレーターの方がカバーを手がけられています。

本のタイトルとデザインを見て好みだと感じた場合、実際に読んでみてがっかりだったことは私の経験上少ないです。今回もまさにそれでした。

いしかわゆきさんのストレートな表現力に圧倒される

まず、いしかわゆきさんの言葉は無駄がなく、ストレートに心に響きます。飾り気のない表現で、伝えたいことをズバッと言い切るそのスタイルは、まるでCMのキャッチコピーのようです。私は発信するときの文体がバラバラになることがあり、それが気になって文章がまとまらないことがありました。

でもいしかわゆきさんの文章を読んでると、そんな細かいことはだれも気にしてないかもしれないと思えるようになりました。

いしかわさんの文章は非常に簡潔でありながら、内容が豊富で読み進めるのが楽しいです。読み終わった後は、巻末の「書く習慣」をつくる52のコツを振り返り、「書く習慣」1ヶ月チャレンジに挑戦することもできます。小学生の高学年以降の子どもでも理解できる内容なので、一緒に読んでみてワークに取り組むのもおもしろいと思います。

生まれてきた感情をそのまま言葉にしていいと肯定してくれる

ちょうどこの時私はブログやSNSを始めたばかりで、書きたいことはたくさん頭に浮かぶのに文章にすることが難しいと悩んでいました。

しかし、この本は文章の作法やマニュアルにふりまわされず、あなたがどう思うかをもっと自由に書いていいと背中を押してくれます。著者のいしかわゆきさんはこの本のなかで、書き続けたことで人生が変わったとおっしゃっています。

発信したいことがあるけどうまく言葉にできない、続けることが難しいと感じている人にぴったりの本です。

次に読んでもらいたいのは【聞く習慣】

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人と関わることが苦手で、自分を変えたいと思っている人に

コミュニケーションが得意ではないと悩んでいる人こそ”聞く習慣”を身につけることで生きやすくなる、そんなことが書かれている本です。話を聞くことは他人のためにすると思われがちですが、自分のために話を聞こう!という切り口。

著者の石川ゆきさん自身、もともとは他人に興味がなく、人と関わることが苦手でした。

しかし、仕事でインタビューライターとして活動する中で、人との会話において大事なことは「話す」よりも「聞く」ことが大事だと気づいたといいます。この本ではその聞くコツと、人と会話するとこで得られるものが詳細にまとめられています。

「ヤバくない?」と言われたら「ヤバーい」と返す

この「ヤバくない?」と言われたら「ヤバーい」と返すというフレーズには、いしかわゆきさんの個性がよく表れています。話し手の言葉をまずは肯定して受け止めることの大切さを説いているのですが、その表現が秀逸です。

これは、日常的にやってしまいがちなことだと反省しました。家族や親しい友人など、身近な人ほど自分の意見をすぐに伝えてしまうことが多いでしょう。まずは一呼吸おいて「そうだね」と返すことが大事です。

”聞く”ことで得られるもの

  • 自己肯定感が上がり、人に好かれていく

他人に興味を持ち、話を聞くことで相手を喜ばせることができます。そして、その結果として人に好かれるようになります。これにより自分が誰かの役に立っていると実感でき、自己肯定感が上がるのです。

  • 自分だけのインプットが得られる

人とのリアルな会話からもたらされるインプットは、本や映画インターネットからは得ることができない自分だけの生の情報です。自分だけのインプットである”聞く習慣”ができるようになると”書く”アウトプットがさらに良くなる好循環がおきます。

最後にご紹介するのはこちら【ポンコツなわたしで、生きていく。

”ポンコツ”として生きるための生存戦略

こちらはいしかわゆきさんがフリーランスのライターとして働くようになるまでの職業遍歴と、生きることについてどのような考え方をしているかについて書かれたものです。

ここでいしかわゆきさんが表現されている”ポンコツ”とは”能力が低い”ことや”役に立たない”という文脈で使われているのではありません。

大多数の人々が”普通””当たり前”だと一般的に考えているようなことが、自分には向いていないだけだということです。例えば、毎日決まった時間に会社へ行き、会議をこなし、会社の方針に沿った仕事を遂行するのが苦手だということです。

いしかわさんは、そんな「ポンコツ」な自分を受け入れ、認めて生きるためのコツを教えてくれます。

”ポンコツ”を受け入れ、認めて生きていくコツ5つ

  • 人、時間、場所を変える
  • 誰かに頼っていい
  • 自分にもできるはずだと思わない
  • 完璧主義をやめる
  • ポンコツキャラでハードルを下げる

私たちは世間の”普通”にがんじがらめにされている

この本を読んでいて一番感じたのは、世間の考える”普通”にしばられすぎているのではないかということです。今の日本に生きる私たちは、人生において完全な選択の自由があるはずです。

でもその選択において、”普通”はこうするべきという考え方が強すぎるなんじゃないか?いしかわゆきさんはこれを”世界は思い込みでできている”と表現しています。例えばこんな思い込みです。

周りと同じように大学に進学して、会社員になって毎日仕事へ行くべき。

適当な年齢になったら異性と結婚して子どもを産むべき。

今ではこのような考え方は少し薄れ、多様な生き方も認められるようになってきました。

でも長年刷り込まれてきた”普通”からはずれて生きること自体が、知らず知らずのうちに自分を苦しめている場合もあるのです。私自身がそうでした。他人より能力が劣っている自分を変えなきゃと思い、それができない自分に対して苦しく感じてしまっていました。

しかしこの本を読めば、自分を無理に変えるのではなく「人」や「時間」や「場所」を変えて自分らしくいられる環境に身を置けばいいんだと気づかせてもらえます。

みき/記事執筆者

書く習慣と聞く習慣を手に入れることで、自分らしく生きることが楽にできるようになる

以上の3冊から私が受け取ったメッセージは、書く習慣と聞く習慣を手に入れることで自分らしく生きることが楽にできるようになるということです。

今の自分にモヤモヤしていて、現在の状況を変えたいと思っている人。もっと楽に生きたい、自分探しをしたい人。すべての人に、書いて発信することで変われるきっかけをつかんでほしい、そういう気持ちがこの3冊にはあふれています。

最後にもう一つおすすめを。

いしかわゆきさんはXや音声配信のvoicyでもご自身のチャンネルを持たれ、情報発信をされています。不フォローすると日々更新される最新情報をチェックできますよ。

特におすすめなのがvoicyです。いしかわゆきさん自身の声で、ご紹介した3冊の本にまつわるエピソードが語られていますよ。

同じくvoicyで「書けるようになるラジオ」を放送されているみずのけいすけさんとコラボした放送もあります。みずのさんとの対話によって、いしかわゆきさんの考え方がよく理解できる内容になっていて本とあわせて聞くことをおすすめします。

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この記事を書いた人

夫と2人のこどもたちとの4人家族です。これまでに経験してきた子育てのことやナチュラルな暮らしのヒントなどを発信しています。

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